(量子力学)
水素原子
中心力場中での粒子の運動を考える。運動エネルギーは動径成分と回転成分に 分けられ、
となるので、ハミルトニアンHは極座標表示で

と書ける。ただし、
は 軌道角運動量演算子で

で定義され、極座標では
と表される。
と変数分離して
に対する方程式を求めよ。
ただし、
は
と
の同時固有関数

であり、つぎの直交規格化条件

および完備性

を満たす。
,
を使って、
に対する方程式が次の形になることを示せ。

で
と
なることを示せ。また、
で
となることを示せ。
と置くと、
の
微分方程式が次の形に
なることを示せ。Nは規格化定数である。

とおいて、係数
が次の漸化式を満たすことを示せ。
ただし、
は零でない。
がけして0
にならないとすると、
となり、
,
となるので境界条件を満たさないことを示せ。
となる非負の整数kが存在する必要が
ある。
このことからエネルギー固有値が
(nは正の整数)
となることを証明せよ。
および
を全て求めよ。
規格化定数はNのままでよい。
(電磁気学)
原点にある電気双極子が波動域内の点
につくる電磁場
は、

と書ける。これを用いて以下の問に答えよ。
で振動して
いる双極子
から放射される電磁波の強度の角度分布を求め、図示せよ。
の方向からこの双極子を見たときの電磁波の偏光を調べよ。
で原点を中心
に
x-y 平面上を等速円運動して
いる。
の方向からこの双極子を見たときの電磁波の偏光を調べよ。また、
の方向から見たときの偏光を調べよ。