問30
の 2準位系
を考える。2準位系を結ぶ時間に依存する
次のようなポテンシャルがある:

では下の準位のみに状態が分布していたこと---すな
わち
,
---が分かっている。
での
,
を、連立微分方程式

を厳密に解いて求めよ。[
]
が小さい値のとき比較せよ。
次の二つの場合を別々に扱え:(i)
が
と非常に異なる場合、
(ii)
が
と近い場合
[解答]
とすれば、
に関する連立微分方程式は
となる。
この方程式を互いに代入して、
のみ、
のみの微分方程式を
作ると

を行い、この変換を式(24)に代入して
と
に対する微分方程式

を得る。
と
の一般解は
と書ける。ただし

である。
となる。
さて、初期条件と式(26)から

を得る。 よって、4つの積分定数は

となる。したがって、遷移振幅は


が導かれる。
と
が非常に異なる場合、
時間に依存した摂動論により

となる。
の場合、
時間に依存した摂動論により

となる。