復習編(自信のあるものは、とばして良い)
問1 消滅演算子と 生成演算子と呼ばれる無次元の演算子を定義する。

交換関係
を求めよ。
問2 位置x,運動量p を生成消滅演算子を用いて表せ。
問3 ハミルトニアンH を 数演算子
を用いて表せ。
また、Nがエルミート演算子であることを示せ。
問4 交換関係
,
を求めよ。
問5 演算子N の固有ケットを
とするとき、

を証明せよ。
問6 規格化された固有ケット
について、

を証明せよ。
問7 級数展開を使って求めた
が、

を満たすことを確かめよ。 一般に

と書けることを証明せよ。
中級編
問1 調和振動子のハイゼンベルク演算子
,
を次の3つの
方法で求めよ。
(1)
と
のハイゼンベルク方程式を解く。
(2)生成消滅演算子のハイゼンベルク方程式を解く。
(3)ベーカー・ハウスドルフの補助定理を用いる。
問2 一次元の調和振動子を例として用い、ハイゼンベルグ表示と シュレーディンガー表示の差を説明せよ。特に(a)力学変数xおよび pが、(b)もっとも一般的な状態ベクトルが、この2つの表示のそ れぞれでどのように時間発展をするか議論せよ。
問3 再び1次元の調和振動子を考える。代数的にすなわち波動関 数を用いずに、次のことを実行せよ。
と
の1次結合をつくれ。
を
(i)シュレーディンガー表示を用いて(ii)ハイゼンベルグ表示を
用いて計算せよ。
を時間の関数として計算せよ。
応用編
問1 中級編問3(a.)の状態ケットに対して
の時間発展を求めよ。
の時間発展を図示する
BASICプログラムを作成し実行せよ。
問2 ベーカー・ハウスドルフの定理を証明せよ。
問3
および
は通常の交換関係を
満足する2つの独立した調和振動子の消滅および生成演算子である。

とするとき

を証明せよ。これは、角運動量を表すための シュウィンガーの振動子モデル と呼ばれるものである。(JJ3.8節)